労働者でもあり経営者でもある一人親方!

労働者でもあり、経営者でもある。二つの立場の間で微妙に揺れ続けなければならないからこそ、一人親方の立場や仕事は難しい。そんな一人親方の生活にぜひ役立ててほしい!知って得する情報がこのサイトには詰まっています。

労働者でもあり経営者でもある一人親方!

一人親方労災保険とは何か?

労災保険は、職務上負った負傷や死亡に対して保険給付を行うものですが、これに加入することができるのは労働者に限られています。従って、雇われているわけではない一人親方は労災保険に入れないのですが、一人親方も職業上負傷したり死亡したりすることがありうるのは労働者と変わりありません。

そこで、一人親方も特別に労災保険に任意加入することが認められております。それが一人親方労災保険です。この一人親方労災保険に特別加入するには、一人親方の組合を通じて申請しなければなりません。

ここまで一人親方とは何かについて定義をしてきませんでしたが、労働者を使用しないで事業を行う自営業者ののことを言います。また、その事業に従事する家族労働者も一人親方に含まれることになります。

一人親方労働保険に加入いたしますと、労働保険に加入したのと同じメリットが得られることになります。

加入しない場合には、労働現場にそもそも入れてもらえない場合がありますし、また、労働現場に入れてもらえたとしましても、事故に遭ってしまった場合には補償が一切受けられないことになります。元請の保険が適用されると考えておられる方もいるようですが、そのようなことはありません。

なお、一人親方労働保険に任意加入するに当たり健康診断が必要な場合があります。例えば、じん肺作業を行う業務を三年以上行ったものはじん肺健康診断を受けなければなりません。この結果疾病が見つかりますと、加入はできません。